知っているようで…

2019.05.14 / コラム

本日14日早くも奄美の方で梅雨入りした模様との発表がありました。

少し前までは梅雨入り宣言が発表されていたと思うのですが

最近は「梅雨入りした!」との明確な宣言は行っていないそうです。

そもそも梅雨はなぜ起きるのでしょうか?

梅雨の読み方は「つゆ?」なのか「ばいう」なのか?

何持って梅雨入りした模様と発表されるのか?

気象予報士の資格を持っておられる人にとっては簡単な疑問なのでしょうが

実際は、当たり前のように使っていた言葉と季節

少しだけ勉強してみました!

 

疑問1

何故梅雨の季節があるのか?

この疑問の前に雨がふる仕組みについて知らなければいけないみたいです。

雨が降るしくみはこちら

・暖かい空気と冷たい空気がぶつかると、暖かい空気の方が軽いので上昇する

・暖かい空気に含まれていた水蒸気が上空で冷えて雲ができる

・雲の中の水滴が大きくなると、雨として地上へ降りてくる

ということは冷たい空気と暖かい空気がポイント

北からの冷たい空気と南からの暖かい空気が日本にやってくる季節

空気がぶつかった所には前線が発生し雨を多く降らせる季節になる。

この前線を梅雨前線と言い梅雨の季節となる。

 

疑問2

何故「梅雨」と言いその呼び方は「つゆ」なのか「ばいう」

梅雨の語源にはいくつかあると思います。なんとなくそれらしい物として

・ちょうどウメ(梅)が熟する頃の雨だから

・雨が降ってカビが生えやすいので黴雨と書いた(黴はカビのことで、「ばい」と読みます)

・中国で梅雨と書いていたので、それがそのまま伝わった

検索するとあやしい物もありました!

・毎日雨が降るから、「毎」が「梅」に変わった

・他の季節の倍以上雨が降るから「ばいう」になった

読み方については

日常生活で使うなら、どちらを使っても間違いではないみたいです。

ただ、天気予報などで使われる予備方としては

梅雨を単体で使うときは「つゆ」

梅雨を使って熟語になる場合は「ばいう」を使う事多いみたいです。

 

疑問3

何を持って梅雨入りとなるのか?

発表するのはもちろん気象庁が発表するのですが

前項に記載しました梅雨前線が止まり続け、雨が数日間降り続けると予想できた時に

発表されるみたいです。

 

少しだけですが勉強すると感じた事は梅雨に決まった定義などは無い

と言うことが分かりました!

 

ちなみに勝手に私が2019年の北陸地方の梅雨入り予想を!

今年は6/10前後が梅雨入りの予想

間違っていても何もいたしませんのであしからず…。

 

 

不動産なので少しだけ雨と土地に関して

「雨降って地固まる」

このようなことわざがあります。

 

意味は

揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を保てるようになることのたとえ

として使われます。

 

語源は諸説あるのでしょうが

雨がふってぬかるんで足元が悪い状態の地面が、雨が降りやんだ後固く締まり、良い地面になる事が由来と言われています。

梅雨の季節はなんとなくジメジメして

気分も上向きになりにくい事が多い季節ですが

ことわざや、その他作物にとってはとても大切な季節かと思います。

私は良く、お客様に土地を見学に行かれる時は

晴れの日・曇りの日・雨の日と

見学のチャンスがある場合は見た方が良いとアドバイスさせて頂いております。

雨の日に見る土地のイメージや近隣のイメージ

石川県は雨降りの多い地域です。

雨の日のイメージが生活されると多い日になります。

是非、雨の日の土地見学をしてみましょう!