金沢市内を流れる 男川と女川

2018.10.12 / コラム

男川と女川

犀川を男川

浅野川を女川

いつからこのように呼ばれる様になったのか?

水量が多く勢いがあり高い瀬音

景観の大きさから犀川を男川

歩いて渡れそうな水の流れと

線が細く瀬も荒れない浅野川を女川

実際に浅野川を女川と表現したのが金沢の三文豪

泉鏡花で大正8年に発表した「由縁の女」で書かれています。

一方、男川と呼ばれる犀川は三文豪の作品には見当たらず

鏡花は犀川を「熊川」と表現、勇壮なイメージがあります。

なので、女川の比較から男川と呼ばれる様になったのでしょうか?

 

そう考えると、

確かに浅野川は茶屋街や梅の橋があり

ゆっくりと歩くイメージに対し

 

犀川には大豆田グランドがあり

スポーツ、ジョギングなどアクティブなイメージがあります。

 

 

個人的には犀川の雅名「菊水川」の名が転じている

上菊橋と下菊橋の間にある

菊川小学校に通っていたこともあり

男川である犀川には特に親しみがあり

好きな川です。

その景色には思い出も多くあり

オススメのスポットです。

 

是非、犀川の壮大な風景を味わってみてはいかがでしょうか?