薪ストーブ!

2018.12.14 / コラム

暖かい部屋のために…

暖房器具は何を使っていますか?

最近注目されている薪ストーブについての

情報をお届けします。

 

ということで今回は薪ストーブの

メリット・デメリットをお伝えしたいと思います♪

まずはメリットから。

 

1.環境にやさしい(カーボンニュートラル)

今や地球温暖化に大きな影響を与えている二酸化炭素。

石油やガスは化石燃料といって、燃やすと二酸化炭素が発生します。

 

もちろん薪ストーブの燃料である薪を燃やしても

二酸化炭素が排出されます。

 

しかしこの二酸化炭素は、木が生長する上で吸収したものなので、

薪を燃やしても地球上の二酸化炭素の総量は変わりません。

 

つまり植物を燃やして二酸化炭素を発生させても、

それはもともと大気中に存在したものであるため、

地球上の二酸化炭素の増減には影響がありません。

 

このことを「カーボン(炭素)ニュートラル(中立)」といいます。

 

2.人の身体にやさしい

エアコンや石油ヒーターなどは暖めた空気で身体の表面だけを温めます。

一方で薪ストーブには身体の芯まで暖まる暖房効果があります。

 

太陽の光でぽかぽか体が暖かい、と感じたことはありませんか?

太陽光は電磁波の一つで、遠赤外線を放射し熱を与えています。

 

薪ストーブも同じです。

遠赤外線が身体の中まで浸透するため、

芯から温まって冷めにくい暖房効果が得られるのです。

 

3.煮込み料理や加湿もできる

薪ストーブの上でやかんのお湯を沸かしたり、

煮込み料理を作ることもできます。

おやつとして焼き芋なんかも

簡単に美味しく作れます♪

 

また、鍋に水を入れたもの乗せておくだけで

加湿効果も得られます。

アロマを加えてアロマ加湿もできます。

 

 

ではデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

 

1.薪を手に入れなければならない

最近はアウトドアブームやインターネットの普及もあって、

ホームセンターやネット販売店等でも薪を扱うところが増えています。

 

だいたい一束あたり500~800円位で販売しています。

森林組合等では、引取りに行けば一束を300~350円位で売ってくれます。

 

薪を自分でつくるというのも暖炉・薪ストーブライフの楽しみ方の一つで、

伐採から薪割・乾燥・保存までやってしまう方も多くおられます。

しかし、そこでもう一つの問題が出てきます…!

 

 

2.薪を収納(乾燥させる)するためのスペースが必要

薪ストーブを付ける場合は薪を収納しておくスペースが必要です。

 

また薪を自分で作る、という方も薪を乾燥させるスペースも

作らなければいけません。

 

もし家の外に薪を収納するなら、シロアリが寄ってくる

可能性も大きくなるので注意が必要です。

 

 

3.煙突のメンテナンスが必要

ストーブ本体と煙突の掃除は、シーズン終了時に必ず行います。

1日がかりの大変な作業ですが、安全管理の上でも必要不可欠なことです。

それが難しい方は業者さんにお願いするとなどして

行わなければなりません。すると当然費用が発生してしまいます。

 

 

これらのデメリットを考慮して新たに登場したのが

「ペレットストーブ」なるものです。

これについてはまた次回、レポートしたいと思います!

 

いかがでしたか?

環境にも人にも優しくて、日々の生活にも

役立ってくれる薪ストーブは最近密かに

ブームになりつつあります。

 

メンテナンスなどに手間はかかりますが、

その生活を楽しむことができれば、暖房にかかる電気代も

0円になりますし、新築を機に薪ストーブを

採用してみるのもいいかもしれません♪